あした、きっと かわる。

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2002年10月24日 (Thu)

日記はじめました

いろんな方から「日記を書いて、公開したら?」と言われ続けてきたので、日々の出来事をつらつらと書いてみることにしました。僕の日々は、かなり単調な毎日なので、他の方のように面白おかしい日記にはならないと思うが、頑張って続けていきたい(というか、生まれてこれまで、日記が続いたことがない。毎回三日坊主で終わっている...)。

これでも、ライターとして書籍を書いたり雑誌に連載したりしているのだけれども、どうもこの手の文章を書くのは難しい。たぶん、駄文が長い間続くと思うけれども、暖かい目で見守って欲しいな。


2002年10月25日 (Fri) @松本

遅い夏休み

金・土で遅い夏休みをとっています。主な目的は白骨温泉。2年前くらいからずーっと行きたかったのだが、なかなか行く機会がなかった。そもそも白骨温泉に行きたいと思うようになったきっかけは、一人暮らしをはじめて新聞を購読しようと日経新聞と契約を結んだ時にもらった入浴剤。もともとお風呂好きの私は、この乳白色の濁り湯にはまり、いつのまにか白骨温泉にあこがれるようになってしまった。

金曜日の夕方に新宿を発ち、19時頃に松本駅に到着。駅には、昔のバイト先(学習塾)での友人が出迎えに来てくれていた。2年ぶりくらいに会うその子は見違えるほどの素敵な女性になっており、とても驚いた。一緒に食事をしたり、松本市内が見渡せる公園に連れて行ってもらったりと至りつくせりの対応にいたく感動する。

夜は、引き続き、高校時代の同級生の家に潜り込み、翌日に備えて早めに就寝。


2002年10月26日 (Sat)

念願の白骨温泉

朝は、友人が作った朝ご飯を食べて栄養をつける。いりこでダシを取った味噌汁はいい味を出していた。テレビでは、曇りのち雨というあまりよい天気予報ではなかったが、外をみるといい晴れ具合で、温泉日和である。

ということで、松本駅の近くのレンタカー屋さんで車を借りる。都内の渋滞の中しか走ったことがないので、これから山道を走っていくのかと思うとちょっと緊張するが、難なく松本を出発。

松本から国道158号を約30kmほど走ると乗鞍高原にたどり着く。あとは、乗鞍高原から白骨温泉までつながるスーパー林道を登っていくだけ。有料道路な割には、道幅が狭く舗装状態もいまいちだったのだが、紅葉がめちゃくちゃきれいで感動する(写真)。こんなきれいな景色は何年ぶりだろうか。

紅葉に見とれて脇見運転をしまくっていたが(おいおい)、難なく白骨温泉に到着。想像どおりの素晴らしい場所だった。まずは、泡の湯に入る。期待通りの濁り湯で、とても満足。人が多く芋洗い状態だったのがちと残念。40分くらい浸かった後、引き上げて2件目に。

あらかじめガイドブックで調べておいた煤香庵に行く。まずは山菜そばを食べ一息ついてから、お風呂に。ここは同時に入れる人数を10人に制限しているため、入浴まで多少待たされるのだが、実際入ってみると格別によい。お風呂自体はさほど大きくないが、お湯も景色も最高だった。目の前には、紅葉の山々とさらさら流れる川が見える(写真)。いわゆる至福のひとときという時間だ。

つらい帰り道

風呂をあがる時に多少雲行きが怪しくなっていたのだが、煤香庵を出て車に戻る時にはもう大雨。すこし待てばあがるかもしれないが、山道の運転に自信がなく、暗くなるのが怖かったので、すぐに松本に戻る。もう少し、ゆっくりしたかったのだが...

松本に帰るまでのくだり道は本当に怖かった。霧がみるみるうちに出てきて、視界がどんどん狭くなっていく。ひどい時は、3m先くらいまでしか見えていなかったと思う。そんな中、カーブだらけの坂道を下ってきて、よく事故にならなかったと自分でも不思議だ。いずれにせよ、なんとか松本に戻ることができたので、めでたしめでたし。その後、なんとなくもう一泊松本に泊まることに。

多少雨に襲われて怖い思いもしたが、温泉や紅葉を満喫できて本当に幸せだった。ただ、いえて言わせてもらうと、1人で温泉や紅葉を楽しむのはさみしく感じてしまう。幸せな旅をさせてもらった分、寂しい思いにもかられてしまった。あー、一緒に温泉に行ってくれる人が欲しい...


2002年10月27日 (Sun) @松本

寂しき満足感

今日は、市内をいろいろと巡ろうと思っていたのだが、昨日の寂しさを引きずってしまっているのか、テンションが上がらなくて東京に戻ることに。レンタカーを返却して、あずさで新宿へ。電車の中で、寂しさがこみ上げてくる一方で、温泉と紅葉に対する満足感に浸る。かなり謎な精神状態。

いずれにせよ、とてもよい旅であったことは間違いない。単調な日々に変化をもたらす何かを見つけたような気がしてならないのだ。私のささやかな旅の手助けをしてくれたS君、Hさん、そして白骨温泉の皆さん、ありがとう。

夕方には、mjm氏を自宅に読んで、お土産のワインを楽しむ。我々なりの脳科学のアプローチについて討論したり、愛と恋愛の方程式を考えたりする。はたから見ていると、酔っぱらいの戯言なのだろうが、まじめに議論したつもりになっている。まぁ、よい。


2002年10月28日 (Mon)

なんとなく快調

朝一番から、会社に出社。久しぶりの一番乗りだ。すがすがしい朝風が、身にしみる。今度出版する本の最終仕上げのために、原稿を改めて読み直し、修正を入れていく作業(校正という)を延々とする。共著の方も関西の方からわざわざ足を運んで頂いた。

今日はなんとなく調子がよい。やはり、週末のリフレッシュが効いてきたのだろうか。そうそう、うちのオフィスでは風邪が流行っているみたいだ。気をつけなきゃ。


2002年10月29日 (Tue)

衣替え

午前中に入っていた予定がなくなり多少時間ができたので、衣替えをすることに。洋服ダンスから冬物を取り出して、夏物をしまう、ただそけだけのこと。が、なぜか見たこともない服が続々と出てくる。この服はどこから湧いてきたのであろうか...まぁ、色合いなどのセンスからして、どう考えても自分で買ったものとしか考えられないのだが、それでも全く記憶にないのは不思議なものだ。

洋服の衣替えが終わったところで、ホットカーペットをおもむろに出してきて敷く。なんとなく冬支度開始という感じだ。

そうこうしているうちに家を出ないといけない時間に。冬は目前に迫っているが、私の冬支度はもうしばらくかかりそうだ。


2002年10月30日 (Wed)

はじめに

28日の日記でも触れた来月中に出版する本の校正が大詰めになってきた。今日中にすべての原稿をチャックして、出版社に戻さないといけない。

原稿のチェックは、一昨日から初めていたのでさほど難なく終えることができたのだが、残るは「はじめに」。毎度ながら、これを書くのに苦労させられる。カッコつけるとそれっぽい文章が書けるのだが、現実から乖離してしまうことが多いし、素直に書きすぎると締まりのない文章になってしまう。匙加減が難しいのだ。実はまだ書き上げられず、気分展開に日記を書いていたり...

そういえば、先週末に行ってきた白骨温泉あたりでは、もう雪がつもりだしたらしいです。なかなかよい時期に行ってきたのかも。


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