[webdav-jp:0587] windowsXP の SP1 の DAV アクセスの動作

["Sano_tomo_Plala" <wind@xxxxxxxxxxxxxx>]

 逗子の佐野と申します。

本MLの内容や＠ITのみやもとさんの記事を参考に、
以下の２つの環境でDAVサーバを構築して私的に使っております。

お陰様で、両サーバとも日本語ファイル名の扱いも含め、
おおむね順調に利用できております。

　RedHat Linux 7.2
　Apache 1.3.24
  mod_dav-1.0.3-1.3.6
  mod_encoding20011011a
  mod_davtomod_encodingに対するMACOSXパッチ（beta1版）


　RedHat Linux 7.3
  USAGI 2.4.19
  Apache　2.0.39
  mod_encoding20020611a
  mod_encoding.c.apache2.20020611a

さて、windowsXPのSP1のDAVアクセスの動作に、
おかしなところがありましたので、情報共有ということで
報告いたします。

先日windowsXPのSP1が出たので、私のPCにもSP1を適用しました。
そしていつもどおり、IEのファイルの開くから、
「172.26.246.31/DAV/」
と入力し、webフォルダとして開こうとすると、、

開くことができず、ポップアップの認証画面がでてしまいました。
apacheのaccess_logを見てみると、

"OPTIONS / HTTP/1.1" 200 0
 "PROPFIND /dav HTTP/1.1" 405 730
 "PROPFIND /dav HTTP/1.1" 405 730
"PROPFIND /dav HTTP/1.1" 405 730

となっていました。

ドキュメントルートにOPSIONSを発行するのはwinXPの
以前からの動きです。問題はそのあと。
DAVのルートディレクトリにPROPFINDしているのですが、
ディレクトリ名が小文字で発行されてしまっているのです。

私はサーバのhttpd.confに、

<Location /DAV>
DAV On
</Location>

と書いて、”DAV”（大文字）をDAVのルートディレクトリに指定して
います。IEのアドレス指定も「172.26.246.31/DAV/」としているのに
もかかわらず、winXPSP1は、”dav”（小文字）でPROPFINDを発行
しているのです。

DAVのルートディレクトリをDAVからdavに変えることでとりあえず
対処しましたが、これは明らかにSP1のバグでしょう。
あるいはMSは何か意図して仕様変更したのでしょうか？

もともとXPは動作が遅いなど本MLでも話題に上ったおかしな動作が
ありましたが、ちょっと使ってみた感触では、レスポンスタイムについ
てはSP１では多少改善されているようです。
しかし、このXP１の小文字認識のようなデグレもあるようです。

SP1をお使いの方、DAVサーバアクセスに関して、ほかにも何か不具合
があるとか、以前のXPと動作がこう変わったとか、情報ありましたら情報
共有していただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

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佐野＠逗子
wind@xxxxxxxxxxxxxx
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